■生活習慣病の原因〜食生活など〜
われわれ日本人の食生活は、高度経済成長期に急激に変化したと
いわれています。海外との貿易が盛んになり、日本から大量の
工業製品が輸出されていく一方、海外から食文化を含めさまざま
なものが輸入されました。食生活に関して言えば、魚食に変わって
だいぶ肉食に傾きました。いわゆる食生活の欧米化です。
それまでの質素な和食にかわって、肉類や卵、パンにつけるバター
などの乳製品の摂取が増え、総カロリー増えると同時に動物性脂肪
を摂取する機会が増えたといわれています。その結果、適正範囲
を超えて体重が重い人が増え、これが原因で糖尿病や高血圧などの
生活習慣病のリスクが高くなりました。このことを参考に、自らの
食生活をきちんと反省してみてください。
また、酒やたばこも生活習慣病の原因となります。お酒に関しては、
飲む量が適切な範囲であればストレス解消、精神的なリラックス
効果もありますが、過度になると肝臓などの内臓に負担がかかり、
糖質の大量摂取にもつながり、糖尿病、高血圧、痛風といった怖い
病気を招いてしまいます。喫煙は、肺がん、咽頭癌の発生の原因に
なったり、血管の老化をもたらし、動脈硬化に関与するしています。
車の利用が増え電車網が整えられ、交通の便がよくなったことと
引き換えに、都会に暮らす人は特に、昔に比べて運動する機会が
急激に減っています。運動不足はカロリーの消費や血液循環を悪くし、
肥満の原因となり血圧、血糖値、コレステロール値、中性脂肪値など
を増加させさまざまな生活習慣病を引き起こします。運動はストレス
解消にもなるので、軽い運動であっても続けることで、いろいろな
健康効果が期待できます。
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