■生活習慣病の病〜メタボリックシンドローム〜



   メタボリックシンドロームは、2005年4月8日に日本内科学会総会で
   発表されたもので、主に肥満による生活習慣病を招きやすい状態の
   患者さんのことをそのように呼ぶようになりました。

   メタボリックシンドロームの診断は、ウエストのサイズによる内臓
   脂肪蓄積、そのほか血液検査で脂質代謝異常や血圧高値、空腹時
   高血糖を計り、その数値で判定されます。

   メタボリックシンドロームは、特に脂肪代謝機能が悪化した内臓
   脂肪型肥満型の人に起こりやすいと考えられている高血圧、高脂血症、
   耐糖能異常などの疾患のことをいいます。そのままでは特に病気とは
   いえませんが、かなり危険な病気に発展しやすい状態であるといえます。

   世界的にも注目されている症状で、とくに欧米の豊かな先進国に
   メタボリックシンドロームにかかる人が増えているといいます。
   大人だけでなく、子供のメタボリックシンドロームも増えている
   ので、各国でそれぞれの国民の医療費を管理する役所などが対策
   に乗り出しています。WHO(世界保健機構)によれば、このメタボ
   リック症候群に罹患している人は世界的に増え続けているとされ
   ており、特に米国では実に成人の約40%の人がメタボリックシン
   ドロームに該当するといわれます。

   日本でもやはりメタボリックシンドロームに悩む人が増えています。
   日本人のメタボリックシンドローム患者は推定で全国に940万人、
   予備軍は1020万人いるといわれており、合計で2000万人以上にも
   なります。年齢でいえば、中年以降の人に多く、また、性別では
   日本の場合は男性に多くみられるそうです。
   

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