■食事による生活習慣病の治療
生活習慣病の治療や予防に関して、最も重要かつ簡単に取り
組めるのが食事療法です。薬を使いながら、お年寄りでも・
体が弱っている人・忙しい人、とにかくだれでも食事をとって
いない人はよほどのことがない限りいないので、すぐに始める
ことができます。
運動の目的はエネルギーを消費することで肥満を解消するなど、
生活習慣病の改善や予防を目指すものですが、食事療法では
基本的にはエネルギー源となるカロリーを制限するものとなり
ます。また、食事量を減らすだけでなく、質の改善も必要です。
蛋白質、ミネラル、ビタミンなどの人間にとってかならず必要
な栄養素の所要量を確保しながら、脂質や糖質を撮り過ぎない
ように気をつけます。特に動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸
やコレステロールをさけることが重要です。
最近マスコミなどで話題のトランス脂肪酸。これはマーガリンや
ショートニングなどの菓子パンやケーキなどに含まれる材料を
製造する際、液状の不飽和脂肪酸を固形化するために水素を加える
ことで脂肪を飽和脂肪酸に変化させているものです。このトランス
脂肪酸を摂取すると、腸内の悪玉コレステロールを増加させ、
善玉コレステロールを減少させるたり、そのほか血管に詰まり
やすく、脂肪を代謝させにくい体を作ってしまうといわれています。
トランス脂肪酸の摂取をさけ、アマニ油などの不飽和脂肪酸を
摂取するとよいといわれています。
食の欧米化が進んでいる影響で、生活習慣病も増えているといわ
れいます。それに対して、医療界からも日本人はやはり和食中心
が好ましいということがいわれています。とくかくバランスよく
多くの品目を、腹八分目で適量を食べるようにすることが重要です。
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