■お腹が出ていればよくないの?


生活習慣病を予防するのに、よく、お腹の出すぎに注意、とは、よく言われることです。しかし、お腹が出ていれば、即、生活習慣病だ、健康に問題がある、と決め付けるのも、少し考えものです。体型は一つの個性であり、オリジナルパーソナリティを構成する中での表現方法でもある、とも言えます。実際、少しお腹が出ている人でも、普段は健全な食生活を心がけていて、体調も問題なし、と言う人は多いものです。つまり、体型とは、ある程度生まれつきのものもあるのです。

腹囲というものは、血圧や血糖値のように、明らかに健康面に特化した項目ではなく、体型の根源ともなる部分です。確かに、メタボ検診などでは、検査する項目には腹囲が含まれています。ここで知っておくべきなのは、メタボ検診による検査項目は、腹囲、血圧、血糖値、コレステロール値の4つですが、この中の腹囲だけが基準値を超えていても、指導を受けることはない、ということです。

メタボ検診で指導を受ける対象は、腹囲およびBMIの基準値をオーバーし、なおかつ他の項目で一つ以上引っかかった場合のみです。このため、お腹が出ていても、血糖値や血圧、コレステロール値が正常なら、特に注意を受けることはないのです。

太っている事自体は決して恥ではありません。太っているように見えても病気には何ら縁のない人もいます。しかし、生活習慣病に陥る恐れがあるような状況であれば、それは改善しなければいけません。こうした点を確認する良い機会だとも考えるべきでしょう。例えば、これまでは太っているという理由だけで不健康といわれていた人が、検診によって「太っていても健康」というステータスを得ることができるのなら、とてもポジティブなことと受け止めることが出来るのです。

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