■生活習慣病と睡眠


最近は、夜、寝つきが悪いとか、眠りが浅い、と言う人が増えているようです。こうした睡眠不足から、午前中、どうしても眠かったり、1度目が覚めてしまうと眠れない、と言う人も多く、ある調査でも、3〜4人に1人が睡眠不足を感じているとの結果が出されています。最近、睡眠時無呼吸症候群というものが問題視されています。これは、睡眠中に生じる10秒以上の気流の停止と定義されています。一晩7時間の睡眠中に、30回以上の無呼吸を認める、あるいは、1時間あたりの睡眠中の無呼吸数が5回以上だと、睡眠時無呼吸症候群とされます。

息を吸うときに咽頭部が塞がることによる閉塞型、脳の呼吸中枢の指令が消失する中枢型、両者が混在する混合型の3種類の型があるとされています。睡眠時無呼吸症候群は、高血圧、糖尿病、心臓病、脳血管疾患などと密接に関連することが知られています。これは、繰り返す低酸素状態、交感神経の活性化による悪影響、血管内皮のダメージ、肥満に伴う高血圧・高脂血症・糖尿病などの増加。こうしたものが原因となります。

治療法としては、例えば睡眠中の体位の工夫を考えることがあります。横向きに寝ると症状が良くなる可能性があります。横向きで寝る工夫としては、枕を背中にたてて傾斜をつけたり、パジャマの背中に丸めた厚手のタオルを入れるなどの方法があります。また、睡眠時無呼吸症候群の人は肥満が原因の場合が大いので、減量が有効ともなりますす。

あせらず、ゆっくり減量に取り組むことです。寝不足気味の人は、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみるべきかもしれませんが、これ以外にも、規則正しい生活で、早寝早起きを心がけるのが、生活習慣病の対策として大切です。

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